クラシックスーツのスタイルは、大きくはイギリスを中心とするゲルマン系、フランススタイルを基本に現在イタリア全盛時代を迎えるラテン系、そしてアメリカ系の3つとなります。トレンドは、時代によって様々な形に変化しますが、多くはこの3つの伝統的スタイルの派生系として誕生しています。

ゲルマン系スタイルの筆頭であるイギリスのスーツ。ロンドンはサヴィルロウのテーラーの注文服に起源をもつスタイルで、直線的な傾斜のやや角張っ
た肩、絞り込まれたウエスト、胸まわりの美しいドレープに特徴があります。
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現在のラテン系スーツの主役ともいうべき存在がこのイタリア。長きにわたってサルト(テーラー)が服作りの中心的役割を担ってきたお国柄だけあっ
て、その思想のベースはイギリスにあります。そこにフランス仕込みのエレガントなスタイルが融合して誕生したのが「クラシコイタリア」です。
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アメリカのスーツスタイルの原点は19世紀末に考案された「サックコート」にあります。それは文字通り、大きな袋のようなスーツで、後のアイビーや
プレッピールックへと継承されるナチュラルショルダー&ボックスシルエットが大きな特徴です。
オーダースーツでは、素材選びも楽しみの一つです。生地によってさまざまな表情に変化するオーダースーツですから、素材を知ることで、さらにスーツの楽しさが広がります。
繊維長の短い羊毛を太く紡いだ糸(紡毛)で織られた毛織物の総称。表面が起毛した質感で、ツイートやフランネル(フラノ)が代表的。優れた保湿性と耐久性を誇るウィンタースーツの定番生地です。

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紡毛糸で織られたざっくりした風合いの生地で、毛感のある素材が特徴。
秋冬の代表的な生地で、ジャケットに多く見られます。

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ツイード同様、紡毛糸を用いた平織りまたは綾織りの生地。
軽く起毛されており、こちらも秋冬の代表格です。フラノとも呼ばれます。
繊維長の永い羊毛を細く紡いだ糸(梳毛)で織られた毛織物の総称。毛羽立ちが少なくサラリとした質感が特徴。中でも特に繊維が長く細いものを仕様した生地をスーパーファインウールと呼びます。

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羊毛または綿で織られた45度以上の綾目の入った生地。
綾目をはっきり見せるために毛羽が取り除かれているのが特徴です。

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ジャスト45度の綾目で織られた綾織りの生地。
表面の毛羽が取り除かれているため、綾目がくっきりと見えます。

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ジクザクに織らた織り柄。その名前は鮫の皮に似た模様とグレーから由来します。
比較的涼しい春、秋物のスーツに使われます。

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最高級の羊毛と呼ばれるメリノ種で織り上げられた生地。
それに似た梳毛を縮めて起毛仕上げにしたウール地全般も指します。

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太さや色の異なる線が互い違いに配列されたストライプのこと。

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チョークで引いたようなエッジが曖昧で太い線を配列したストライプのこと。

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ペンシル=鉛筆で引いたくらいの太さの線を配列したストライプのこと。

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ピン=針で引いたような細い線を配列したストライプのこと。

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色ではなく、織りによって縞模様を表現したストライプのこと。

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猟犬の牙を思わせる織り柄であるところから名付けられた名称で、
日本でいう「千鳥格子」の一種。

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4種類の異なる柄を組み合わせた複雑なチェック柄で、英国を代表する柄のひとつ。

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ウィンドー=窓のようなシンプルな格子のチェック柄。

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明暗2色の糸を使っておられた鳥の目に似たドッド状の柄。

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魚の骨のような斜線が合わさって並ぶことから「にしんの骨」という意味を持つ。

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等間隔に並ぶ5mm程度の太さのストライプ。

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ロンドンの馬市場の名前が由来。馬にかける白地に2色の格子を組み合わせた毛布がそのモデル。

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繊維の仕様する「ドビー織り柄」が名前の由来。単色でも織りによって小さながらが連動する。
